【情報】ヒートショック

冬に多発する、ヒートショックについてです。

埼玉県 彩の国くらしレポート 平成28年度冬号 Vol.366(以下、転載)
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冬は高齢者の死亡事故が多く、要因として『ヒートショック』が考えられます。
ヒートショックとは、寒い脱衣所で服を脱ぎ、すぐに熱い風呂につかることで急激に血圧が変動し、心臓に負担がかかりショック状態になることです。

【予防】

・入浴前に浴室をシャワーなどであたためておく

・お湯の温度は41℃以下にする(室温との温度差が少ないほど良い

・外気温が比較的高い時間に入浴する

・浴室が冷えている一番風呂はさける

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青森県には温泉が多く、冬季にはスキーなどの肉体疲労の回復目的だけでなく、寒さ対策のために温泉を活用する方が多くなります。

寒さは寿命に影響するとも言いますので、体を芯から温めるというのは、雪国に住むわたしたちの健康法の一つ、かもしれません。

特定非営利活動法人あおもり皮膚科医療支援機構

青森県民の健康増進へ寄与するために、皮膚科医療分野で活動しています。 主な活動は、医学生向けのセミナー開催、患者会の支援、医療従事者のスキルアップ講演会などの企画、運営やサポートを行っています。