【情報】鳥インフルエンザー冷静に対応―

鳥インフルエンザが発生し「鶏肉や鶏卵を食しても大丈夫ですか?」といった質問が国民生活センターに寄せられているそうです。正確な情報に基づいて、冷静に対応するようにと、アナウンスがでています(2016.12.27)ので、以下に転載します。

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今冬、高病原性鳥インフルエンザが相次いで確認されています。

 PIO-NET(注)には、鳥インフルエンザに関する相談として、鶏肉や鶏卵を食しても大丈夫かなどがみられます。

 鳥インフルエンザの原因となっているウイルスがヒトの細胞に入り込むための受容体は、鳥の受容体とは異なり、また、ウイルスは酸に弱く、胃酸で不活化されると考えられています。さらに、家きん類で発生が確認された場合には、本病に感染した鶏等が市場に出回ることがないようにする家畜防疫上の措置に加え、通常の公衆衛生の観点から殺菌・消毒等の衛生管理が流通の各段階で実施されていることから、国内においては、鳥の肉や卵を食べることにより鳥インフルエンザ(ウイルス)がヒトに感染する可能性はないと考えられています。根拠のないうわさなどにより混乱したりせず、正確な情報に基づいて冷静に対応しましょう。

(注)PIO-NET(パイオネット:全国消費生活情報ネットワークシステム)とは、国民生活センターと全国の消費生活センター等をオンラインネットワークで結び、消費生活に関する情報を蓄積しているデータベースのことです。

(転載はここまで)

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今年、一年ありがとうございました。

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特定非営利活動法人あおもり皮膚科医療支援機構

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