AIは人工知能というそうですが、人工知能は「プログラム内で自己操縦できること」であり、一言でいうと「生殖行動をしない人間」のことを指します。AIはまだその段階にいたっておらず、ディープラーニングという、従来より格段に速い統計処理マシーンということになるそうです。(詳しくはこちら)。
AIの保健医療分野での活用について厚労省で懇談会があり、その資料がアップされていました。第1回の懇談会ですので、具体的な施策はありませんが、AIの活用によりわたしたち国民への効果について、国が考え始めているようです。
資料を読みますと、遠隔医療や業務効率化とあり、医療を施す側の効率を重視しているような印象を受け、今後の方向性が気になるところです。
わたしたち患者にとっての満足感や安心感は、医療従事者”その人”が左右します。たった一言の背景にある知識、人としての成熟度が説得力を生み出しますが、これらは自主トレーニングの範囲になり、相手に求めるべき資質ではないのかもしれません。
医療従事者のたった一言で、患者は安心感を得ることができます。人としても深みのある医師、そして人の道に沿い、倫理観を順守したプログラマーといい、プロフェッショナルに求められる能力は多岐にわたりますが、やりがいをエネルギーにできれば、だれもが達成できることかもしれません。
人の潜在能力は無限です。
多角的にディープラーニングできる人を増やし、満足度の高い医療、幸福感のある仕事になるよう、次年度の企画案そして準備を進めたいと思います。
↓人工知能で思い出した映画です。
↓「本日も平和なり」外を眺める理事長より。
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